淡路島で国生み神話のパワースポットを巡るモデルコース

旅の概要

古事記の旅 ~国生み編~

おすすめ度

淡路島・沼島にある国生み神話ゆかりの観光スポットを巡ります。歴史ある神社やパワースポットも多く、神話をより身近に感じることができるでしょう。


こんな旅好きにおすすめ
  • 古事記・日本書紀などの神話に興味がある
  • 歴史ある神社仏閣を巡りたい
  • 国生みの地で御朱印巡りをしたい
  • パワースポットで運気をアップしたい
  • 歴史ストーリーのある場所が好き
旅のポイント

より楽しむコツ

  • 国生み神話の基礎知識を予習
  • レンタカーで効率よく移動
  • 余裕を持ったスケジュールを立てておく
  • 御朱印帳を持参する
  • 坂道や階段が多いので歩きやすい靴を

気をつけたい点

  • レンタカーは事前に予約しておく
  • バス移動だと時間のロスが多い
  • 神社の社務所が比較的早く閉じる
Marc
こんにちは、Marc (@marc_nomad) です。

今回の旅のテーマは『古事記を旅する ~国生み編~』ということで、淡路島の国生み神話ゆかりの地を紹介します。

日本の神話では、淡路島は日本始まりの島にして、国生みの舞台としても記されています。

歴史や神話にまつわる場所が多いだけにパワースポットもたくさん。

淡路島で最強のパワースポットってどこだろう。
淡路島で神話にゆかりの深い場所や神社に行ってみたいなぁ。

この記事ではこんな疑問に答えるべく、おすすめの場所を一泊二日で回れるモデルコースとしてまとめてみました。

是非気になるところだけでも読んでみてください。


このサイトの運営者

Marc

Marc (@marc_nomad)

  • フリーランス歴10年以上のノマドワーカー
  • 全都道府県への旅行達成済み
  • 神社仏閣巡り歴10年以上
  • 日本百名城巡り(達成率70%)
  • 沖縄離島の総宿泊数80日以上
目次

旅のポイント

今回のモデルコースがより楽しくなるポイントを3つまとめてみました。

その①:神話の知識があるとより楽しめる

冒頭でも述べた通り、淡路島は『古事記』『日本書紀』ゆかりの神話の里です。

特に『国生み神話』の舞台として有名で、それにまつわる伝承地が多数存在しています。

事前に基礎知識をつけておくだけで旅の深みが増し、より楽しく旅ができるでしょう。

その②:移動はレンタカーがおすすめ

淡路島には今回紹介する場所以外にもたくさん見所があります。

効率よく移動するにはレンタカーがベスト。しかし、新神戸駅や空港等から向かう場合はレンタカーが混み合っている可能性が高いです。

事前にしっかり予約しておくことをおすすめします。

レンタカーをお得に予約

準備中

準備中

準備中

運転ができない方・苦手な方は淡路交通の高速バスとタクシーをうまく使って移動しましょう。

その③:余裕を持ったスケジュールを立てる

淡路島は小さな島という印象を持っている方も多いと思います。しかし、周囲は200km超える意外と大きな島なので、実際に車で移動すると意外と時間がかかることも。

特に神社は16時~17時に社務所が閉じてしまうので「せっかく行ったのに御朱印をいただけなかった」なんてことになると悲劇です。

特にバスやタクシーを組み合わせて移動する方は注意してくださいね。

1日目のスケジュール

1日目は神話にも登場する『おのころ島』にゆかりのある場所や神社を巡り、洲本温泉まで向かうコースです。


SPOT

スタート:新神戸駅

新神戸駅

本コースは新神戸駅からスタートです。まずは車で明石海峡大橋を渡り、淡路島への上陸を目指します。

レンタカーをお得に予約

準備中

準備中

準備中





SPOT

絵島(えしま)

絵島
絵島の鳥居
明石海峡大橋

淡路島の北東部にある小さな岩礁のような島で、国生み神話に登場する『おのころ島』の伝承地の一つです。

おのころ島とは、国生みの神であるイザナギとイザナミが『天の沼矛(あめのぬぼこ)』で海をかき回し、その矛先からしたたり落ちた潮が固まって最初にできた島のことです。そこから二神は次々と日本の島々を生んでいきます。

明石海峡大橋を望む景観も素晴らしく、淡路島でも有名な景勝地かつパワースポットとして人気です。

絵島までは橋がかけられていますが、現在は老朽化のため立入禁止となっています。

Marc
ロードバイクで走る人たちも多数見かけました。このロケーションでのサイクリングは気持ちよさそう。

基本情報

所在地〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋884-4
営業時間24時間
定休日要確認
電話番号0799-64-2520
URL





SPOT

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)

本殿・拝殿
入口
参道
放生の神池
夫婦大楠
正門

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)は淡路島で最強のパワースポット。

古事記の国生み神話に登場する『伊弉諾命(イザナギノミコト)』と『伊弉冉命(イザナミノミコト)』を祀る神社です。

個人的におすすめの見どころは以下2点。

  • 太陽の運行図
  • 夫婦大楠

『太陽の運行図』は伊弉諾神宮と他の重要な神社の配置が示されているものです。これを見ると古来からある重要な神社は伊弉諾神宮と線を結ぶように存在していることがわかります。これが計算したものであるなら本当にすごい。

『夫婦大楠』は樹齢900年と推定される威厳に満ちたご神木です。夫婦円満、安産子宝、良縁縁結のご利益を授かるために沢山の参拝者が訪れます。実際に目にすると歴史を積み重ねてきた重みに元気をもらえるでしょう。

伊弉諾神宮をもっと詳しく

Marc
参道には君が代の歌詞にもある『さざれ石』があります。白い玉砂利が綺麗な参道を本殿に向かって歩くのが気持ちいいです。

基本情報

所在地〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740
営業時間終日参拝可
※社務所は8:30~17:00
定休日年中無休
電話番号0799-80-5001
URLhttps://kuniuminoshima.jp/





SPOT

おのころ島神社(おのころじまじんじゃ)

大鳥居
入口
手水場
本殿
本殿

おのころ島神社は国生み神話に登場する『おのころ島』の伝承地の一つで、縁結び、安産のご利益があると知られるパワースポットです。御祭神は伊弉諾命・伊弉冉命の二神。

この場所は丘になっており、かつては海の中に浮かぶ小島だったという説もあります。そのことから『おのころ島』として古くから親しまれてきました。

見どころは何と言っても21.7m巨大な鳥居。昭和57年に建立され、日本三大鳥居の1つにも数えられています。

Marc
鳥居の大きさには圧巻!神話の伝承地にふさわしい威厳に満ちていました。

基本情報

所在地〒656-0423 兵庫県南あわじ市榎列下幡多415
営業時間終日参拝可
※社務所は9:00~17:00
定休日年中無休
電話番号0799-42-5320
URLhttp://www.freedom.ne.jp/onokoro/index.html





SPOT

天の浮橋(あめのうきばし)

天の浮橋
外観

天の浮橋とは、古事記や日本書紀によると、国生みの時にイザナギとイザナミの二神が降り立ったと言われる場所のことです。こちらにはその伝承地となっていることを示す石碑が立っています。

Marc
完全に住宅地の中にあるので車では見逃してしまうかも。駐車場もないので、おのころ島神社から徒歩で向かいましょう。

基本情報

所在地〒656-0426 兵庫県南あわじ市榎列大榎列
営業時間
定休日
電話番号南あわじ観光案内所:0799-52-2336
URLhttps://city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shoukou/onokorojima-jinjya.html





SPOT

葦原国(あしはらのくに)

外観
石碑
境内からの景観

葦原国(あしはらのくに)とは、古事記の中で当時の日本を指す言葉として使われています。『葦原中国(あしはらのなかつくに)』と呼ばれることもあります。

この辺り一帯の土地はかつての『葦原国』であったことを意味しています。

Marc
水田に囲まれた平地のなかでこの一角のみ木が生い茂っています。特別な雰囲気を感じる場所でした。

基本情報

所在地〒656-0426 兵庫県南あわじ市榎列大榎列
営業時間
定休日
電話番号南あわじ観光案内所:0799-52-2336
URLhttps://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shoukou/onokorojima-jinjya.html





SPOT

ゴール:洲本温泉(すもとおんせん)

洲本温泉

淡路島が誇る『洲本温泉』は、海岸線沿いに多数の旅館が立ち並ぶ温泉街です。そのロケーションからオーシャンビューの大浴場を完備する宿も多く、旅の疲れを癒やすのにぴったり。

淡路島に宿泊する場合は是非この洲本温泉を利用しましょう。

基本情報

所在地〒656-0024 洲本市大浜海岸・古茂江海岸ほか
営業時間各施設による
定休日各施設による
電話番号洲本温泉事業協同組合:0799-22-3158
URL

2日目のスケジュール

2日目はさらなる離島の『沼島』に向かいます。


SPOT

スタート:洲本温泉

宿泊した宿をチェックアウトし、沼島に向かいます。

沼島は淡路島南部にある土生(はぶ)港から沼島汽船の船で行くことができます。

淡路島側からの出航時刻は以下の通り。

便名淡路島 土生発
1便07:00
2便07:50
3便09:00
4便10:30
5便11:55
6便13:50
7便15:10
8便16:30
9便18:05
10便19:00
出典:沼島汽船:淡路島→沼島の運行表

洲本温泉から土生港までは車で約45分かかります。出航時間を確認した上で時間に余裕を持って向かいましょう。

運行状況は2023年10月4日時点のものです。ご利用の際は必ず出典元の公式サイトをご確認ください。





SPOT

土生港(はぶこう)

土生港
しまちどり
しまちどり

沼島行きの客船が1日10便出航しています。沼島までの所要時間はわずか10分ほど。運賃も往復で1,000円以内とリーズナブルです。

運賃大人小人
片道480円240円
往復920円460円
出典:沼島汽船

運賃は2023年10月4日時点のものです。ご利用の際は必ず出典元の公式サイトをご確認ください。

基本情報

所在地〒656-0551 兵庫県南あわじ市灘土生1-10
営業時間沼島発最終便:18:30
淡路島土生発最終便:19:00
定休日年中無休
電話番号本社:0799-57-0008
土生営業所:0799-56-0644
URLhttp://nushima-yoshijin.jp/go_kisen





SPOT

沼島港(ぬしまこう)

沼島港
案内板
港

ここから沼島の旅がスタート。周辺はのどかな港町なので旅の雰囲気も一気に変わります。

沼島の滞在時間は3時間程度がおすすめ。以下の運行表で淡路島に戻る便の時間を決めてから散策にでかけましょう。

便名沼島発
1便06:20
2便07:25
3便08:30
4便09:50
5便11:20
6便13:20
7便14:40
8便15:50
9便17:40
10便18:30
出典:沼島汽船:沼島→淡路島の運行表

基本情報

所在地〒656-0961 兵庫県南あわじ市沼島2276
営業時間沼島発最終便:18:30
淡路島土生発最終便:19:00
定休日年中無休
電話番号本社:0799-57-0008
土生営業所:0799-56-0644
URLhttp://nushima-yoshijin.jp/go_kisen





SPOT

厳島神社(いつくしまじんじゃ)

鳥居からの眺め
境内全体
本殿・拝殿

通称『弁財天』、地元の人からは弁天さんの呼び名で親しまれている神仏習合の海の守り神です。高台にあり、本殿鳥居から海側を見ると淡路島方面を一望できます。

基本情報

所在地〒656-0961 兵庫県南あわじ市沼島2276
営業時間終日参拝可
定休日年中無休
電話番号沼島八幡神社:0799-57-0146
URLhttps://www.hyogo-jinjacho.com/data/6329139.html





SPOT

吉甚 バッタリ・カフェ(よしじん ばったり・かふぇ)

外観
国海ソーダフロート
チーズナンドッグ

沼島にある唯一のカフェ。名物の『国海ソーダフロート』をはじめ、淡路島の玉ねぎを使ったピザなどの軽食を取ることができます。ちょっとしたお土産コーナーもあるので、小休憩で訪れてみてください。

基本情報

所在地〒656-0961 兵庫県南あわじ市沼島2400
営業時間10:30~17:30L.O
定休日月曜日、木曜日
電話番号0799-53-6665
URLhttps://www.instagram.com/yoshijin.battari.cafe/





SPOT

沼島八幡神社(ぬしまはちまんじんじゃ)

外観
正面鳥居
本殿・拝殿
神殿内の絵画
参拝者

海上安全・四季豊漁を祈る沼島住民の厚い信仰がある神社。鳥居から参道の階段を登ると、その上には森に囲まれた本殿があります。

本殿内には多数の絵画が掛けられており、それらには島民の暮らし、島の伝統や歴史が描かれています。

海を望む景観も素晴らしいおすすめスポットです。

鳥居をくぐって右手に社務所があり、そちらで御朱印を頂くことができます。この後に訪れる自凝神社の御朱印もこちらでいただけます。

基本情報

所在地〒656-0961 兵庫県南あわじ市沼島2521
営業時間終日参拝可
※社務所は9:00~16:00
定休日年中無休
電話番号0799-57-0146
URLhttps://nushimahachiman.or.jp/





SPOT

自凝神社(おのころじまじんじゃ)

本殿
参道の階段
山頂からの眺め
伊弉諾・伊弉冉の像

国生みの神であるイザナギとイザナミを祀る神社です。この神社がある山はそれ自体が御神体。地元では『おのころさん』と呼ばれて大切にされてきたそうです。

沼島八幡神社からそう遠くはないものの、山道と急勾配の階段を登ることになります。

Marc
離島の、更に山の上にある神社。神社好きにはたまらないです。

基本情報

所在地〒656-0961 兵庫県南あわじ市沼島73
営業時間終日参拝可
定休日年中無休
電話番号南あわじ市 商工観光課:0799-42-5320
URLhttp://www.freedom.ne.jp/onokoro/index.html





SPOT

上立神岩(かみたてがみいわ)

上立神岩

沼島のシンボル的存在である上立神岩。こちらも国生み神話ゆかりの場所で、高さ約30mのこの巨大な岩が、イザナギとイザナミが婚姻を行ったと言われる『天の御柱』だとも言われています。

矛先のような形をした岩が海の中から突出する景色はまさに絶景です。

基本情報

所在地〒656-0961 兵庫県南あわじ市沼島
営業時間
定休日
電話番号南あわじ観光案内所:0799-52-2336
URLhttps://www.uzu-shio.com/event/380





SPOT

ゴール:沼島港

沼島港に戻っところで今回のモデルコースは終了です。お疲れ様でした。

まとめ

最後に本記事のまとめです。

旅の概要

古事記の旅 ~国生み編~

おすすめ度

淡路島・沼島にある国生み神話ゆかりの観光スポットを巡ります。歴史ある神社やパワースポットも多く、神話をより身近に感じることができるでしょう。


こんな旅好きにおすすめ
  • 古事記・日本書紀などの神話に興味がある
  • 歴史ある神社仏閣を巡りたい
  • 国生みの地で御朱印巡りをしたい
  • パワースポットで運気をアップしたい
  • 歴史ストーリーのある場所が好き
旅のポイント

より楽しむコツ

  • 国生み神話の基礎知識を予習
  • レンタカーで効率よく移動
  • 余裕を持ったスケジュールを立てておく
  • 御朱印帳を持参する
  • 坂道や階段が多いので歩きやすい靴を

気をつけたい点

  • レンタカーは事前に予約しておく
  • バス移動だと時間のロスが多い
  • 神社の社務所が比較的早く閉じる

移動ルート

実際のルートと訪れる場所を確認してみましょう。

1日目
移動距離

約111km

移動時間

車と徒歩で約2時間程度

2日目

洲本温泉→土生港

沼島

最後に

今回の旅のスケジュールには少し時間の余裕を持たせています。是非ここで紹介した場所以外にも行きたいところを見つけて、モデルコースを自分流にカスタマイズしてみてください。

この記事が少しでも旅の参考になれば嬉しいです。

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